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バトルフィールド1942 【ばとるふぃーるど いちきゅーよんに】 ジャンル FPS 対応機種 Windows 発売元 エレクトロニック・アーツ 開発元 Digital Illusions CE 発売日 2002年9月13日 定価 オープン価格 プレイ人数 1人~64人 判定 良作 ポイント 当時では驚異の64人同時対戦FPS大勢でワイワイできるカジュアル性ミリタリー物だがゲーム性の重視自由度の高さでバカゲー要素もありMODの豊富さ・岡○城でお花見だ!砂漠で潜水艦を見つける兵士 バトルフィールドシリーズ 概要 特徴・評価点 問題点 総評 余談 概要 『バトルフィールド』シリーズの1作目。 第二次世界大戦がモチーフで、プレイヤーは枢軸軍チームと連合軍チームに分かれて最大32vs32人のオンライン対戦を楽しめる。 東部戦線、西部戦線、北アフリカ戦線、太平洋戦線での激戦となった戦場を再現したステージで、大戦中に使用された陸海空の様々な兵器を駆使して戦う。 連合・枢軸の2チームに分かれたプレイヤー達がそれぞれ1人の兵士となって参戦し、時には白兵戦や銃撃戦、時には兵器に乗り込み撃ち合いながら自軍の勝利を目指す。 最大64人同時ネット対戦、戦場の名にふさわしい広大なフィールド、簡単操作であらゆる兵器を動かせる、という今までにないタイプのFPSとして世界中でヒットした。 最盛期は100万人もがプレイした偉大な戦場FPSのシリーズ先駆者。現在は『BF1942』の略称で呼ばれている。 特徴・評価点 チケットシステム 『BF1942』のメインコンテンツ「コンクエストモード」では、両チームにはチケットと名付けられた戦力値があり、敵のチケットを0にするか時間切れ時に失ったチケットの割合が少ない陣営が勝利となる。 チケットは敵をキルすると1減らせる他、マップ上の「拠点」を半数以上占拠すると敵のチケットが徐々に減り続ける。このため戦いの主眼は拠点の攻防に集約され、広大なマップでも激しい戦闘が発生する 安全な後方に腰を落ちつけて敵を待ち伏せても不利になるので、能動的に攻めいる必要性が出てくる。 あるいはマップの広さを活かして敵の後方へこっそり回り込み、手薄な拠点を占拠することで、敵を挟み撃ちにしたり強力な兵器が沸く拠点を確保して火力優位に持ち込む戦略を取る事もできる。 拠点を確保している側は逆に、こうした「裏取り」を防ぐために最前線以外にも幾分かの戦力を割く必要が生じ、敵の動向を読みあう駆け引きの要素も生まれる。 簡単な操作 基本操作は、WASDで移動、マウスで視点操作、左右マウスボタンで攻撃、加えて兵器乗降キーだけで、誰でもすぐに慣れることができる。 当時ミリタリー物のPCゲームといえばリアルさを売りにした煩雑でマニアックな操作を要求されるリアル系シミュレーターが大半だったが、『BF1942』はスポーツFPS感覚のシンプルに纏まった操作体系で、据え付け機銃からジープ、タイガー戦車、潜水艦、B-17爆撃機、果てには戦艦大和すら1人で操ることができる。 強力な兵器を味方にすれば心強い反面、それが敵として現れると上手いプレイヤーであっても1人で対抗する事は難しく、味方と協力して撃破する必要がある。そこで自然と他プレイヤーとの連携が発生し、言葉の通じない他国プレイヤーと一体感を味わうことができる。 強敵の撃退に成功し、賞賛の意味で使われるラジオチャットの「了解!」を応酬する快感はたまらない。プレイヤー間の連携を重視する本作を特徴付けている要素である。 1人だけで兵器に乗り込み操縦して戦うこともできるが、他のプレイヤーも乗り込めば副砲担当や機銃などを担当し、死角を補ってさらに活躍できる。兵器が戦場の死神となるか、兄弟の棺桶となるかは、他プレイヤーとの連携次第である。 没入感を高める様々な演出 激しい戦闘中も味方と連携が取れるよう、簡単な操作で発言ができるラジオチャットが用意されている。 F1~F10キーを2回押すだけで、敵発見・攻撃指示・協力要請などさまざまなチャットを発信できる。いちいちチャットウインドウを呼び出し戦闘を中断して文章を打つ必要が無く、シームレスに戦闘を続けられる点が画期的だった。 なお、この頃はボイスチャットは(外部ツールも含めて)全く一般的ではなかった。 プレイヤーが所属する軍の国籍は、日本・ドイツ・イギリス・アメリカ・オーストラリア・ソ連。ラジオチャットの音声は自軍の国籍に応じて変化するため、その国の兵士になり切った気分になれる。 拡張パックを導入すればフランスとイタリアが加わり、後述のMODではフィンランド・ハンガリー・中国・イラク・オランダなどの音声を有志が製作し、楽しめるものもある。 大味なゲームシステム 全体の調整はリアル志向とは掛け離れており、多人数対戦ゲームとして楽しむためのバランス調整になっている。 銃のダメージが低めで、適度な撃ち合いを楽しめる。 戦車砲弾がさほど強力ではなく、戦車の装甲も手榴弾でダメージが通ったりバズーカの当たり所によっては一撃死するなど、絶対的な存在ではない。 片方の陣営に上手いプレイヤーが少し居ても64人対戦の中での影響は微々たる物なのでワンサイドゲームになりにくく、この点が誰でも気楽に参戦できる要素の1つとなっている。 バカゲー的な側面 簡単な操作であらゆることができる自由度故にネタ方面でも人気が高い。 リアルな動きをする兵器同士の衝突や、逆にリアルとは掛け離れて爆発に巻き込まれると空高く舞い上がる生身の兵士など、ビジュアル的に面白いシーンが数多く発生する。 気の知れた仲間で集まれば、殺し合いは一切せずにマップ内を走り回ったり、乗り物でレースをしたり、1人ではできないスタントをするなど、遊びの自由度が高い。後述するMODによりゲーム環境を自由に変更できる点も、自由度の高さをさらに飛躍させている。 飛行機によるスタントからジープによるレースゲーム等を披露した動画、複数プレイヤーが役者のように動いてストーリー仕立てにしたMADムービー等も製作されている。 ゲームエンジンの特性から動くオブジェクトの上に乗る事ができるため、飛行機が翼に何人も乗せて離陸したり、某物置メーカーもびっくりな人数が戦車の上に乗ったり、リモコン爆弾を多数投げ込んだジープで敵陣に突っ込み自爆するといった光景が見られる。 後述のMODを組み合わせる事で更にバカバカしさを増した設定をしたおふざけサーバーを公開している所もある。 洋ゲーにしては日本語訳がしっかり出来ている方だが、ところどころにおかしな日本語が散見される。 手榴弾に「爆発性」と印刷されていたり、艦の重要区画の扉に「限られた」と書かれていたり、ラジオチャットの「兵士よ、良くやった」「敵の潜水艦を発見!(*1)」など。 これらはファンにネタにされ、本作を象徴するワードとして愛されている。 MODの豊富さ MODとは、ユーザーがゲームデータを改造して作ったカスタムゲームのこと。語源はModify(改造)の略称。 公式からMOD作成用の資料やツールが配布され、ゲームに様々な改造が施せるようになっている。 MAPデータ、オブジェクトの配置、3Dモデルやテクスチャ、武器や兵器の性能など、その気になればどんな3Dゲームでも作れてしまうほど改造の自由度が高い。 製作環境が充実しているため、数多くの有志によって多くのMODが作られた。ゲームソフト自体の動作が軽く、PCスペックの進化によって大規模な改造を施してもサクサク動く点も多くのMOD製作者とプレイヤーに受け入れられた。 史実を研究して作られたマニアすら唸らせるリアル・史実志向の戦争ゲームや、現用兵器に置き換えた現代戦闘、レースゲームやサッカーができるもの、果ては動画サイトで有名になった踊りを再現する(*2)といったジョークの様な物もあり、実に多彩である。 発売から年月を経た今でも国内の有志の手によって開発を続けられ、2015年現在でも毎晩のように64人対戦が行われている人気MODも存在する。 国内の製作者の手により海外製のMODに史実では日の目を見なかった試作兵器・マイナーな兵器を追加した本格的な物、戦国時代を再現したもの、季節限定で有志のサーバで稼動するお花見(!)と言ったMODが未だに国内で遊ばれている。 問題点 不正確な時代考証 日本軍がドイツ軍の対戦車ロケット砲「パンツァーシュレック」や「StG44」アサルトライフルなどを装備している。 日本軍が開発していたが完成できなかった「四式自動小銃」が配備されており、表記も「五式」と誤っている。 連合軍のM10駆逐戦車が重戦車となっている。現実のM10は装甲が薄く機動性が高い高機動戦車駆逐車。 どのマップでも日本軍の駆逐艦が「初月」・戦艦は「大和」・空母は「翔鶴」のみ。 その他にも多くの考証誤りが見受けられるが、ゲームバランス上致し方ない点もある。MODの中には、それらの解決を図って製作されたMODも存在する。 マップのバランスが良くない場所がある ベルリン。リスポン地点が狭い路地なので連合軍はほとんど手も足も出ない状態。兵器間のバランスが如実に出るマップもしばしば存在する。 大味なゲームバランス 評価点でも述べた大味さは、間口を広くする一方で、ストイックなゲーマーの中にはそれを好まない人もいる。 あくまで集団競技あるいはパーティーゲーム的な要素が強いので、緻密なエイムや個人技に重きを置くFPSヘビーゲーマーの中には低く評価する人もいる。 シリーズ共通の問題点 こちらを参照 総評 発売当時は展開が速く高度なスキルを要求されがちな『Unreal Tournament』『QUAKE III Arena』の様なスポーツ系とシビアかつ専門的すぎるミリタリーマニア位しか手が出しづらシミュレーター系のFPSの大半を占めていた。 本作はの立ち位置は両者の中間にあたり『COD』などで人気を博す後のカジュアル志向FPSの先駆けともいえる。 大味で粗も多い所もあるが、それすら魅力の1つとして受け入れられるのは本作ならではと言ったところ。 発売十年経っても人が減ったといえ、未だに国内サーバでも対戦を行うユーザーが存在し、本格的なリメイクが望まれるほどの根強い人気を持つ本作は色褪せぬ魅力を持っている。 余談 『BF』シリーズ以前に開発元のDICEは『CODENAME EAGLE』と言う作品を出しており、本作の前身とも言える内容を持っている。 体験版にも登場したウェーク島のマップは、地上戦、空戦、艦船戦闘が楽しめるバランスの取れたマップで、『BFBC』シリーズ除く多くのPC作品でリメイクされたウェーク島が実装されている。 現代戦の『BF4』や、軍vs軍ではない『バトルフィールド ハードライン』では実装されていなかったが、本作同様に第二次世界大戦が舞台の『BFV』では太平洋戦線の実装と共に復活した。 後に「ロード・トゥ・ローマ」「シークレット・ウェポン」の2種の拡張パックが発売された。 FPSゲームでよく使われるスラング「芋スナ」は本ゲームが発祥である。 このゲームにおける、スナイパーライフルを持っている兵科は「偵察兵」であり、本来の偵察という仕事をせず、芋虫のように匍匐状態でスナイパーもどきをしているのが元ネタ。 現在では「戦況に関わらず固定位置から動こうとしないスナイパー」を指す言葉として、FPS(TPS)ゲームで広く使われている。 湾岸戦争をモチーフとしてイラク軍とアメリカ軍が戦うMOD「Desert Combat」は完成度の高さから世界中で遊ばれ、これを製作したメンバーはDICEに引き入れられ『バトルフィールド2』の開発スタッフに加わった。 韓国製の基本プレイ無料FPS「War Rock」が、DesertCombatの3Dデータを無断使用して問題になった。 EAのデジタル配信プラットフォームのOriginクライアントで無料DLすることが可能になっていた。 GemeSpyのサーバーサービス終了に伴い、他のGameSpyサーバーを使用する他のシリーズ共々、配信終了となった。 現在では、インストールされた本作に少し手を加える事で、オンライン対戦を引き続きプレイすることができる。 『BF』シリーズは本作から『バトルフィールド ベトナム』まで(拡張パックも含めて)、ゲームパッケージは兵士のドアップ顔が同じ構図で載っているという共通デザインだった。いつしか一部の日本人プレイヤーから、彼は「戦場太郎」という名前で呼ばれるようになった。 2009年に『バトルフィールド バッドカンパニー』をベースに本作をリメイクした(*3)『バトルフィールド1943』がPS3/360のDL専売ソフトとして発売されている。 なお、2023年12月8日にこの『BF1943』と『BFBC』『BFBC2』のオンラインモードがサービス終了した(参照)。
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バトルフィールド 公式サイト デモ版ダウンロード 1942 1942シークレットウェポン 概要:第二次世界大戦の戦史に残る22の戦場を広大なプレイフィールドとして再現したファーストパーソンシューティングゲーム。プレイヤーは枢軸軍もしくは連合軍の一兵士として参戦し、軍の勝利を目指す。 基本的操作 アクション キーボード/マウス 進行方向 マウス 前進 W 後退 S 左/右に移動 A/D メイン攻撃 マウスボタン1 拡大/サブ攻撃 マウスボタン2 武器を交換 マウスホイール 車両乗降 E 得点欄表示 Tab 出撃画面表示 Enter マップ表示 M ミニマップの拡縮 N ポーズ P ヘルプ表示ON/OFF T 無線通信1-8 F1 - F8 推奨動作環境 CPU :Pentium® III 800MHz以上 メモリ :256MB以上 ハードディスク :1.3GB以上の空き容量 グラフィック :DirectX 8.1互換のビデオカード ビデオRAM 64MB以上(最低32MB以上) サウンド :DirectX 8.1互換のサウンドカード CD-ROM :16倍速以上 入力装置 :マウス、キーボード DirectX :DirectX 8.1
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関連ブログ @wikiのwikiモードでは #bf(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するブログ一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_161_ja.html たとえば、#bf(ゲーム)と入力すると以下のように表示されます。 #bf
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バトルフィールド2042 【ばとるふぃーるど にーぜろよんにー】 ジャンル FPS 対応機種 プレイステーション5プレイステーション4Xbox Series X/SXbox OneWindows10/11 発売元 エレクトロニック・アーツ 開発元 DICE 発売日 2021年11月19日 定価 スタンダードエディション【PS5/XSX】9,700円【PS4/One/Win】8,700円ゴールドエディション【PS5/XSX/PS4/One】13,000円【Win】12,000円アルティメットエディション【PS5/XSX/PS4/One】16,000円【Win】14,500円 プレイ人数 1~128人 レーティング CERO D(17才以上対象) 備考 PS4/Oneの最大プレイ人数は64人 判定 シリーズファンから不評 ポイント 『BF4』以来の現代戦最大128人対戦による大規模な戦闘が楽しめるしかし数多くの問題点が存在し評価は過去最低 バトルフィールドシリーズ 概要 特徴・システム 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 『バトルフィールド』シリーズの14作目。 異常気象や世界恐慌によって混迷を極める西暦2042年を舞台としており、『バトルフィールド4』以来の現代戦がテーマである。 登場人物など『BF4』の後年を思わせる描写も多く、事実上の後継作としての意味合いも強い。 本作は『バトルフィールド バッドカンパニー』以降導入されていたキャンペーンモードが存在せず、マルチプレイのみ実装されている。 ちなみに、舞台である2042年は初代『BF1942』とシリーズ唯一の未来戦作品『BF2142』の丁度中間地点にあたる。 特徴・システム All-out Warfare(以下AoW) 最大128人(PS4/Oneは最大64人)が2チームに分かれて戦う対戦モード。 「コンクエスト」「ブレークスルー」の2つのルールを選択可能。 「コンクエスト」はシリーズお馴染みのルールで、マップ上に配置された拠点を奪い合う。 各チームにチケットと呼ばれる戦力値が設定され、拠点を占拠するか、死亡したプレイヤーが再出撃すると減少する。相手チームのチケット数を0にする、もしくは制限時間までにチケット数が多いチームが勝利となる。 本作は1~3個程度の拠点を含んだ「セクター」という単位で分かれており、セクター内の拠点を全て制圧するとチケットが減少する仕様となっている。 「ブレークスルー」は『バトルフィールド1』の「オペレーション」の流れを汲むルールで、攻撃側と防衛側に分かれて戦う。 攻撃側はセクター単位で指定された拠点を制圧し、防衛側を後退させ続ける。最終セクターの拠点を制圧できれば、攻撃側の勝利となる。防衛側は攻撃側のプレイヤーを倒し、再出撃するたびに減少するチケット数を0にできれば勝利する。 ソロ・協力モードも選択可能で、その場合はAI兵士を相手に戦う。協力モードはプライベートな招待のみ対応している。 ハザードゾーン 4人1組の分隊単位で戦うサバイバルルールのPvPvEモード。最大参加人数は32人。 マップ中に散らばった「データドライブ」と呼ばれるアイテムを回収し、時間経過で現れる脱出機に乗って戦闘区域から脱出することを目的とする。 本モードはAI兵士も存在し、敵対チームだけでなくAI兵士とも戦いながら「データドライブ」の回収を目指していく。 ハザードゾーンでは、死亡すると「分隊再出撃ビーコン」と呼ばれるアイテムを使わなければ再出撃が出来ない。味方が全員死亡した場合は、その時点でゲーム終了となる。 ゲームの結果によってハザードゾーン専用の通貨が貯まり、次回のゲーム参加時に初期装備以外の武器やアイテムの購入に利用できる。 バトルフィールド ポータル(以下ポータル) ユーザー側で自由にルールを設定できるモード。 本作のマップや装備だけでなく、『バトルフィールド1942』『バトルフィールド バッドカンパニー2』『バトルフィールド3』の一部マップ、兵科、装備も設定可能。 ルールは公式が用意した「オフィシャルエクスペリエンス」か、ユーザーが設定した「コミュニティエクスペリエンス」のどちらかを選択する。 「コミュニティエクスペリエンス」は、「エクスペリエンスコード」と呼ばれるコード番号が必要になる。コード番号はネット上で共有されているものを使うか、公式の専用サイトから自分でルール設定を行い、出力されたものを使用する。 その他の新しいシステム 本作は「スペシャリスト」と呼ばれる固有の能力を持ったキャラクターを選択する方式が採用されていたが、問題点に記載するようにかなり不評であったため、2023年1月より過去作と同じ「兵科制」に戻された。 ただしスペシャリストのキャラクター自体は続投して各兵科に割り振られており、スペシャリスト制のシステムはいくつか引き継がれている。 各キャラクターにはそれぞれ「専門技能」と呼ばれる専用のガジェットと、「特性」という特定条件で発動される固有の能力を持っている。 従来は兵科によって使用できる武器が分かれていたが、本作ではどの兵科を選んでも好きな武器を所持できるようになった。 一方「練達」と呼ばれるシステムが存在し、兵科に合った武器を選択すると特殊効果が付与される。例えば「突撃兵」であれば、アサルトライフルの予備弾倉を他の兵科より多く所持できる。 評価点 最大128人が激突する大規模な戦いが楽しめる。 もともと対戦ゲームとしては参加人数が多いシリーズだが、さらに増えたことで激戦区では非常に激しい攻防が繰り広げられる。 賛否両論点に記載するような問題はあるものの、これだけの人数で戦闘が楽しめるのは大きな特徴であると言える。 AI兵士の導入で最初からある程度の人数で遊べたり、実戦形式でマップの探索や武器の試し打ちができるようになった。 本作はソロ・協力モードだけでなく、ハザードゾーン以外で人数が足りない場合は、AI兵士が代わりに戦ってくれるようになっている。 過去作ではサーバーに人が集まるまで待ったり、少数でも戦う必要があったが、AI兵士のおかげで最初からある程度の人数で対戦できるようになった。 AI兵士は動きがぎこちなく、流石に人間と同じレベルとは言えない。それでも一通りの役割はこなしてくれるので、プレイヤー数に偏りがなければゲームの進行に影響は少ない。 アップデートごとに「プレイヤー分隊にも味方AI兵士追加」「簡易チャットに反応して弾薬箱や医療箱をプレイヤーに投げる」といった改善が積み重ねられている。 ソロ・協力モードではマップとルールが選べるので、実戦形式でマップの探索や武器の試し打ちができるようになった。 さらにAI兵士相手でも武器やビークルのアンロックは進むので、楽しいかは別として気軽にアンロックを進められるようになっている。 工夫次第で様々な遊び方ができるポータル。 特徴に記載した通り、ポータルでは懐かしい過去作のマップを選択して遊べる。 マップだけでなく、兵科制や過去作の武器も設定もでき、ゲーム性を従来のバトルフィールドに近づけることができる。 ルールは細かく設定でき、AI兵士とプレイヤーで戦うPvEルールといった他のモードでは出来ない遊び方も可能である。 ロジックエディターというビジュアルプログラミング機能も搭載されており、マップ縮小を再現したバトルロイヤルモードなどの凝ったルールも作成できる。 賛否両論点 評価点に128人が戦う大規模な戦闘が楽しめると記載したが、対戦人数が増えた弊害も指摘されている。 対戦人数が増加した分だけ互いの攻撃も増えるため、敵味方が密集する激戦区では四方八方から攻撃が飛んできて何が起きているか把握しづらい時がある。 大人数ならではの迫力やお祭り感はあるものの、対戦ゲームとしての戦略性はやや失われている。 過去作以上に個人の影響力が薄く、少数分隊の行動が潰されやすい。 元々『バトルフィールド』は単独行動が推奨されるゲームではないが、戦況を読めれば少数でも手薄な拠点を奪って挟撃するなど、突破口を開くような戦い方は可能だった。 しかし本作の対戦人数では、多少前線を離れるプレイヤーが居ても戦況への影響が少なく、少数分隊で手薄な拠点を狙っても、相応の人数で対応されやすくなっている。 もちろん、少数分隊による活躍ができないわけではないが、かなり緊密な連携が求められるので過去作に比べるとハードルが高い。 引き気味に戦わないとビークルが破壊されやすい。 ビークルの総出撃数は過去作からあまり変わっておらず、対戦人数の増加に伴って攻撃を受けやすくなっている。 空中に逃げられる航空ビークルはまだしも、地上ビークルは集中砲火を受けやすく、特に旋回性能に癖のある戦車はかなり攻めにくくなっている。 128人での大規模な戦闘は確かに派手だが、面白さに寄与しているとは言い切れない部分もある。『バトルフィールド』に128人という対戦人数が本当に適切なのか?といった点で賛否が分かれている。 ただし本作は後述するように多くの問題点が存在しており、対戦人数ではなく本作自体のクオリティに問題がある、という意見もある。 ゲーム性が異なるので単純な比較できないが、『MASSIVE ACTION GAME』のような対戦人数が多くても評価の高いゲームが、本作を語るにあたり引き合いに出されている。 前作『BFV』は64人対戦だったので参加人数は2倍だが、マップ面積が4倍になったので実質的には誰とも遭遇しない場面のほうが増えている。 昨今の流行に寄せたゲーム性への賛否。 本作の目玉の1つであるハザードゾーンは、2010年代後半から人気のあるバトルロイヤルなどのサバイバル系のゲームを彷彿とさせるルールとなっている。 スペシャリストも『Apex Legends』のような、個性を持ったキャラクターを操作する「ヒーローシューター」を意識していると見られている。 こうした昨今の流行に寄せた調整が本作には散見される。しかし、問題点に記載するスペシャリスト制の弊害など、流行に寄せた調整がこれまで培ってきた『バトルフィールド』のゲーム性に悪影響を与えている側面がある。 多数の不具合といった完成度の怪しい部分も目立っており、全体的なクオリティをおろそかにしてまで流行の要素を取り入れる必要があったのかは疑問が残る。 特にハザードゾーンは個々のプレイヤーの責任が重めなサバイバル系ルールのため、大人数での戦いや味方の支援に徹しても活躍の場があるといった『バトルフィールド』のゲーム性と相反する。 事実、前作『BFV』のバトルロイヤルモード「ファイアストーム」はユーザーに受け入れられず失敗しており、懲りずに似た様なモードを導入することへの懸念があった。 案の定、ハザードゾーンも発売1か月程度で過疎化が進行し、2022年時点でマッチングは極めて厳しい状態となっている。 開発側もハザードゾーンに人気がないことを認めており、事実上の開発終了を宣言している(参照)。 クロスプレイにおける格差。 PS5/XSX/Winは、初期設定でクロスプレイが有効となっている。 しかしPCはキーボードマウスによる緻密なエイム操作が可能であり、家庭用ゲーム機のコントローラーに比べて撃ち合いは有利である。 家庭用ゲーム機向けのエイムアシスト機能は存在するが、あまり効き目は強くない。 エイムのみで勝敗が決まるわけではないし、個人の技量に左右されるところではあるが、現状は家庭用ゲーム機プレイヤーがややハンデを背負った状態であることは否めない。 とはいえ対戦人数の多い本作ではプレイヤー数が重要であり、人口確保を目的とすれば一概に問題点とは言い切れないのも事実である。 ちなみに設定でクロスプレイを無効にもできるが、初期設定ではないのでプレイヤーが集まりづらい。 問題点 大小含め多数の不具合が存在しており、ゲーム進行の妨げとなっていた。 全てを記載すると量が多くなるので一部抜粋するが、「タイトル画面でエラーが発生して進めない」「ビークルから降りるとサイトの覗き込みが出来ない」「ショットガンで20ダメージしか与えることが出来ない(*1)」などプレイに支障の出る不具合も少なくない。 現在は度重なるアップデートにより、進行に影響のある不具合に遭遇する機会は減った。ただし細かいバグも含めると、完全に解消されたわけではない。 劣悪なマップデザイン。 マップが広すぎる。 「カレイドスコープ(*2)」と言った本作の新規マップは、過去作と比べて倍以上も面積が広がっている(*3)。しかし128人という対戦人数を踏まえても広げすぎており、移動距離の増加や全体的な戦闘機会の減少を招いている。 特に移動距離は「マラソン」「ウォーキングシミュレーター」などと揶揄されるほどで、下手すると戦闘より拠点に向かって走っている時間の方が長くなることもある。 ビークルに乗れば多少は移動時間を短縮できるが、ビークルの数や搭乗人数は限られており、必ず乗れるとは限らない。 拠点間に遮蔽物が少なすぎる。 どのマップも拠点間に遮蔽物が少なく、起伏の少ない地形が多い。射線が通りやすい危険な空間が多く存在し、狙撃やビークルの攻撃に対して抵抗し辛い。 前述したようにマップが広いので拠点間も長く、射線の通る空間を避けようと遠回りすると移動距離の長さに拍車がかかる。 ビークルも歩兵と同様に身を隠せる空間が少ない。賛否両論点に記載した、対戦人数の増加でビークルが攻撃されやすい問題を助長してしまっている。 遮蔽物の少なさから侵攻ルートが乏しく、戦況を見ながらどういったルートで攻めるか、といった戦略の幅が狭くなっている。 動線が練られていないマップ構造。 過去作には「中央地点で両チームが激突しやすいマップ」など、チーム同士の動線が練られたマップも少なくなかった。 一方本作は拠点の設置場所がマップ全体に点々と置かれているだけで、前述の通り拠点間の遮蔽物が少なくルート選択に乏しいため、チーム同士の動線が考えられているとは言い難い。各拠点で戦闘が完結しがちとなり、対戦人数の割に散発的な戦闘に終始する、スケールの小さいゲーム展開になりやすくなっている。 一部のマップでは極端にアクセスの悪い拠点が存在する。そのような拠点は取ろうとしても無駄に時間がかかる上に戦況への影響も小さく、ゲーム終了までプレイヤーがほとんど寄り付かないことも多い。 狙う拠点が絞られるブレークスルーであれば、散発的な戦闘という状況は多少改善される。もっとも無駄な移動距離の長さや戦略の幅の狭さといったその他の問題はそのままであるが…。 プレイヤーを邪魔するだけの天候ギミック。 特定のマップでは天候が変化し、プレイヤーを吹き飛ばす竜巻や視界不良になる砂嵐が発生するというギミックがある。 見た目には派手な演出だが、『BF4』の「Levolution(*4)」や『BF1』の巨大兵器のように戦況を変化させるような要素ではなく、プレイヤーを邪魔するだけの不快なギミックとなってしまっている。 マップデザインは本作で真っ先に批判される問題といっても過言ではなく、前代未聞の新規マップ全改修が行われている。 改修後のマップは拠点間にオブジェクトが追加されるなど、問題点を解消しようとする試みは見られる。しかし根本的に改善されたとは言い難く、「改修前に比べたらマシ」程度の評価に留まっている。 シーズンコンテンツで追加されたマップは、前述の批判を意識した設計がなされており、発売当初の新規マップよりは評価が高い。 破壊表現の乏しさ。 様々なオブジェクトを破壊できるのが『バトルフィールド』の特徴であったが、本作は破壊表現が控えめになっており、街灯などの小さなオブジェクトや小屋が壊せる程度に留まっている。 破壊表現は見栄えだけでなく、戦略面における悪影響もある。 例えば建物内に潜む敵を壁や建物ごと破壊して炙り出すといった戦法も、破壊できるオブジェクトが少ない本作では有効ではない場面も多い。 歩兵で使える武器数が過去作に比べて減少した。 本作で使える武器はサブウェポン含め発売当初で22種類。直近のシリーズ作品では最も少なく、選択肢が2種類しかない武器種も存在する。 ポータルで使用できる過去作の武器を含めれば全体数は増えるが、AoWやハザードゾーンで使用できなかった。 現在はシーズンコンテンツの追加武器やポータルからの流用もあり、過去作と比べて依然少ないものの、大きく見劣りするほどではなくなった。 ただし追加武器の多くは後述のアンロック対象となっており、全ての武器を解放するには時間を要する。 武器やビークルのアンロックで生まれる格差。 本作は試合で獲得できる経験値を溜め、プレイヤーに設定されたレベルを上げることで武器やビークルをアンロックできる。しかし、レベル60まで上げなければ全ての武器とビークルをアンロックできない(*5)。 必要経験値が少ない低レベル台を除くと、コンクエストやブレークスルーでトップレベルの好成績を残しても、せいぜいレベルが1つ上がる程度である。レベル60まで上げようと思えば、当然相応の時間がかかってしまう。 評価点に「ソロ・協力モードでもアンロックが進む」と記載したが、後述する経験値稼ぎ対策の煽りを受けて取得経験値が制限されているので、マルチプレイよりアンロックの効率は悪い。 アンロック対象には、チームプレイを支援するガジェットやビークルも含まれている。レベルが低いほど遊びの幅が狭まり、アンロックを済ませたプレイヤーとの格差を生んでしまっている。 こうした状況に対してユーザー側で経験値稼ぎの手法が模索されるが、開発側は自分たちが想定していない経験値稼ぎを厳しく取り締まっており、稼ぎ手段が見つかると即座に修正されてしまう。 確かに異常な経験値稼ぎを問題視する意図は理解できるが、本作の数々の問題点を差し置いて修正されたため、プレイヤーから反感を買ってしまった。 スペシャリスト制導入による弊害。 特徴・システムに記載した通り、2023年1月にスペシャリスト制の廃止と兵科制の再導入が行われた。しかしいくつかの要素は引き続き残されており、現在も解決されていない問題を記載する。 なお改善された問題点は「アップデートで改善・緩和した問題」に記載しているので、兵科制再導入前の状況はそちらを参照されたい。 装備制限の撤廃で発生したデメリット。 従来の兵科制では、狙撃銃を持つ兵科は索敵向けのガジェットしか選べなかった。しかし本作では、弾薬箱や医療箱といった継戦能力を高める組み合わせが可能になってしまった。そのため安全な位置から狙撃だけ行なってチームの勝利目的に貢献しようとしない、いわゆる「芋虫」プレイヤーを助長させることに繋がってしまっている。 現在は補給系のガジェットを選べるのは援護兵だけとなったが、武器制限の撤廃は継承されているので、完全な問題解消には至っていない。 歪なバランスとなっているスペシャリストの能力。 スペシャリストの1人「マケイ」は専門技能「グラップリングフック」を使って縦横無尽に移動できる。高層の建物やオブジェクトが多々存在する関係上、高所から一方的に撃ち下ろしたり、破壊が困難な場所にリスポーン用ビーコンを置けるなど、立ち回りにおいては他を圧倒している。 スペシャリスト「サンダンス」は、空中を高速で滑空する特性「ウイングスーツ」により、敵地の裏まですぐに降下できてしまう。常に裏取りが可能になるので、他のスペシャリストでは対策がほぼ不可能な状況が作り出されやすい。 スペシャリストのキャラクター性が、戦争ゲームとしての雰囲気に合っていない。 『バトルフィールド』は厳密なリアリティを求められているシリーズではないが、戦争ゲームとして雰囲気も重視されてきた。実際に『BFV』では、第二次世界大戦が舞台なのに女性兵士が大々的に参戦することにかなり賛否があった(*6)。 本作は敵も味方も使用するスペシャリストは変わらず、同じ見た目のキャラクター同士で戦うため非常に違和感がある。装備しているライトバーの色で敵味方の判別はできるが、咄嗟の戦闘では判別し辛いという問題もある。 シリーズファンからは名も無き一兵士による戦いを求めている声も多く、余計な個性を付けられたことに抵抗感を感じるプレイヤーも少なくない。 過去作からシステム面が劣化している。 定型文を送れる簡易チャット「コモローズ」は、過去作では付近の味方にも共有されていたが、本作では分隊メンバーにしか共有されない。 分隊メンバー以外の味方に弾薬や回復箱をコモローズを通して要求したり、蘇生してくれた人に御礼を述べるといったことが出来ない。 過去作には存在したスコアボーナスがいくつか削除されている。 ビークルへのダメージボーナスや、分隊長の指示通りに拠点を制圧した時に獲得できる「分隊命令ボーナス」など、過去作に存在したスコアボーナスが本作には導入されていない(*7)。 味方とどう協力するのかは個人の問題である。しかしスコアボーナスが協力する上での動機付けになっていたのは間違いなく、プレイヤー同士の連携に悪影響を与えている。 1試合で強制的に解散させられてしまい、連戦ができない。 試合が終われば解散させられるので、同じメンバーで連続して遊べない。 後述するようにサーバーブラウザがポータル以外に存在しないので、再マッチングで同じマップに何度も当たってしまうこともある。 現在稼働しているサーバーを様々な条件で検索できる「サーバーブラウザ」という機能が、ポータルでしか利用できない。 AoWとハザードゾーンは自動でサーバーを割り振られるクイックマッチしかなく、好きなマップやルールを検索して遊べない。 ポータルにしても他のモードからプレイヤーを誘導する動線に乏しく、ユーザーの分散を招いて人を集めづらくなっている。 2022年9月に開発側からサーバーブラウザ機能をAoWに実装する予定がないと発表され、今後も改善される見込みはない状況である。 AI戦に関する宣伝と実情の乖離 発売前はプレイヤー1人でもAI兵士と一緒に128人対戦が体験出来るような触れ込みだったが、実際にAI兵士が同時に出撃できるのは63人まで。これにより、ソロプレイでラージサイズのマップを練習する事ができない。 ポータルで設定すればラージサイズのマップでAI兵士と64人対戦を楽しむ事は可能。しかしAI兵士は固まって動きがちなので、特にコンクエストにおけるマップの過疎感は否めない。 ビークル、特に航空機で出撃してくる頻度が少なく、対空武器による経験値を溜めにくい。 + アップデートで改善・緩和した問題 地上ビークルを弱体化させた「C5ドローン特攻」戦法。 これはスペシャリスト「キャスパー」の固有ガジェットであるドローンに遠隔起動の爆弾「C5」を複数貼り付け、ドローンごと爆破するというもの。 この戦法を使うと、ドローンを操作している姿さえ見られなければ、ほぼノーリスクでビークルを破壊できてしまう。 航空ビークルは高度の関係で当てるのは難しいが、地上ビークルには非常に有効である。この戦法を使われると、前線に出てきた途端にビークルが破壊されることも少なくない。 ドローンへ攻撃を加えて破壊できるが、的が非常に小さく、機動力もかなり高いので容易ではない。 現在はアップデートでドローンが対空ミサイルのロックオン対象になったり、C5の設置数によって機動力が低下するといった弱体化が図られた。 兵科制再導入前の問題点。 兵科制の代わりに採用されたスペシャリスト制は、プレイヤー間の連携が取りにくかった。 従来は兵科によって役割が明確となっており、支援タイプに物資を要求したり、チームの状況によって適切な兵科へ変更して援護に回るといった緩やかな連携が可能だった。 しかしスペシャリスト制では武器制限が撤廃されたこともあり、支援タイプのスペシャリストでも狙撃銃を担いで狙撃に徹するなど、スペシャリストのタイプに合った行動を取るとは限らない。 つまりスペシャリストの見た目だけでは各プレイヤーの役割が判断しづらくなっており、後述するコモローズが分隊以外に共有できない点も相まって、プレイヤー間の連携が取りにくくなっている。 現在は兵科制が改めて採用されたため、スペシャリスト制よりは各プレイヤーの役割がわかりやすくなった。 各スペシャリスト専用のガジェットで装備の枠が1つ埋まっていたので、かえって自由度が狭まっていた。 例えば修理ガジェットを持つスペシャリストは現状存在しないので、修理ガジェットと対ビークル兵器を使って味方ビークルを援護するような遊び方が出来なくなった。 兵科制再導入に伴い、スペシャリスト専用ガジェットは兵科毎のガジェットとは別の枠として扱われるように修正された。 試合終了後に成績トップのプレイヤーが表彰されるが、その際に喋るスペシャリストのセリフが全体的に軽薄で、殺伐とした世界観や雰囲気に合っていない。 あまりにも不評だったためか、アップデートで表彰時のセリフはすべて削除されている。 総評 『BF4』以来の現代戦という特徴や、過去最大のプレイ人数など、発売前は多くの期待を受けた作品。 ところが蓋を開けてみると、多数の不具合や劣悪なマップデザインなどの問題点が数多く指摘され、前評判とは裏腹にかなり厳しい評価を下されている。 特にこれまで評価されてきた味方との連携要素など、『バトルフィールド』の特徴的なゲーム性が損なわれており、シリーズファンから「過去最低の出来」と評されることも少なくない。 開発側も本作の低評価を認識しており、品質改善に向けた継続的なアップデートを行っている。 当初は発売から3か月間隔で配信される予定だったシーズンコンテンツの開始を半年延期する、2022年3月時点で同時接続数が過去作を一時下回るといった状況もあり、本作の行く末に暗雲が立ち込めていた(参照)。 アップデートを重ねた現在は、進行に支障の出る不具合も改善が見られ、発売当初の悲惨な状態から持ち直しつつある。 しかし問題点は依然として残っており、残念ながら「過去最低」の汚名を返上できるほどの評価は得られていない。 近年の『バトルフィールド』シリーズは発売されてすぐは評価が低いが、アップデートにより徐々に高評価になっていく傾向があるため、今後に期待したいところではある。 余談 発売元であるEAは、2022年2月の財務報告会にて本作の失敗を認めている(参照1)。 EAのCEOいわく、コロナ禍で在宅勤務が続き、厳しい開発状況が続いたことを失敗の理由として挙げている。 また、2023年5月末にはDICEの元スタッフが本作の開発は常に締め切りに追われ、もっと開発に時間をかける必要があったにもかかわらず急いでリリースされていたことを自身のTwitterで暴露している(参照2)。 本作の音声仕様は日本語だが、『BF1』『BFV』と異なり英語音声に切り替えることはできず、吹き替えのみとなっている。 ただ、ゲーム内全ての音声が吹き替えられているわけではないため、マルチプレイ中には頻繁に外国語(おそらくそれぞれの兵士の母国語)が聞こえてくる。 パッケージに描かれている兵士は斥候兵のスペシャリストでインド出身のナヴィン・ラオだが、本編と異なり髭がなく別人に見えるうえ、ゲーム内のラオにはパッケージと同じ戦闘服が実装されていない。 本作に登場するロシア出身のオペレーターであるボリスには「リトル・グリーンメン」というスキンが存在していたのだが、これはロシアが2014年にウクライナのクリミア半島を占拠した際にロシア軍が名乗っていた偽名である為、後に名称が変更されている(参照1)。 一方で、本作に登場するフランス出身の黒人女性オペレーターであるサンダンスのセクシャリティーはノンバイナリー(*8)、つまりLGBTであることを公式に明かしており、昨今話題の「ポリティカル・コレクトネス (政治的な正しさ)」がしっかり取り入れられている(参照2)。 問題点で述べたように、前作『BFV』でもポリコレ要素(しかも史実無視)が全面に押し出されていた一方で、ゲーム内のドイツ軍将校にナチスに対抗した実在するレジスタンスと同じ名前を付けると言った配慮の欠片もない行為をしている。 これらのことから、シリーズファンの中には「DICEはポリコレには厳格なのに歴史的な配慮には無神経」と不信感を抱く者も少なくない。 2023年2月28日に配信されたシーズン4のアップデートにおいて追加された新マップには、本作と同じDICEが開発した一人称のアクションアドベンチャー『ミラーズエッジ』のイースターエッグがあることが確認されている(参照)。 2023年3月7日?4月3日の期間に発売から僅か1年3ヶ月でPS Plusのフリープレイにて無料配信された。 前作『BFV』も2021年5月にフリープレイで無料配信されたため、シリーズ最新作が2作連続でフリプ落ちしたことになる。 なお、『BF』シリーズの次回作は既に開発が始まっていることが公式に明かされており、キャンペーンモードも復活するとのこと(参照)。 ちなみに発売時期は2025年4月以降とされているが、本作発表時に「今後は必ず2年おきに『BF』の新作をリリースする」と明言していたにもかかわらず4年も空く現実を考えると、やはり本作の不評はダメージが大きかったものと思われる。
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はーーい。こんちは。またきました。ワンピースですv 次は、バトルフィールド攻略します!! でもあまり聞いたことない人が、多いと思いますので、簡単に説明します。 何でやるか? どうやるか? どんなゲームか? pc プレステ3 XBOX ダウンロード オンラインでの、戦争ゲーム まあ、僕がやったのはプレステ3です。 ゲーム内容ですが、ストーリーはありません。オンラインで、ひたすら敵を倒して地位を上げていくゲームです。自分は、歩兵、ライフル兵、偵察兵の三つです。 そして、戦車、飛行機、ビーグルに乗ったりして、敵を倒せばいいんです。 簡単そうですが、はじめは難しいです。どこから攻撃されているのかもわからず殺されます。 たまに見つけられますが、ロックオンはできないので外して、ばれて、ドーーンです。 「どんだけうまいんだーーー!」と思いますが、がんばってください!! 敵をいっぱい倒したいなら、戦車をお勧めします。 大砲のドーンで、あたれば一発です。 沢山倒すくとができます。だいたい一人倒すと、10ポイントなんで、50ポイント、初日で取れたらいいですよ。 もっと、上級者になったら、占領しましょう。 まだ占領されてないところや相手が占領している所に行って、占領するんです。 自分がやったら、30ポイント、仲間がやって近くにいたら、10ポイントです。 ゲームの始まった時からやると、まだ占領されてない所がありますので、一番最初に行きましょう。 たとえば、飛行機を少しぐらい使えるんだったら、まだほかの人たちが行ってない所で降りれば、楽にできます。敵もまで来ませんし、いるだけでいいので簡単です!! また、占領をメインにするなら、ビーグルで歩兵をお勧めします。ビーグルは、兵士系なら、ひけば良いですし、早いので敵陣に簡単に乗り込めます。 しかし、あまり丈夫でないので、きずつくと、歩兵の△ボタンを押すと修理できます。一度やてみてくださいね。 次は、対戦車です。でも、戦車強いです。マジ強すぎです。歩兵のバズーカー でも一発では、倒せませんので、手榴弾も、使う事をお勧めします。そして、ずっと動いていた方が良いと思います。兵士系で、戦車を倒すのは、難しいことですが、頑張って下さい!! この攻略の、感想・直したらいいところ・良かったところ等がありましたら、書いてください。 -- ワンピース (2011-04-01 12 40 02) 名前 コメント 全て黒字で見にくかったかもしれませんが、一応バトルフィールドの攻略できたことにします。さようならノシ
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